ドラクエ9でツンデレに目覚める

ず〜っとDQ9プレイ中。なにこれ面白い。

クリアまでそんなに時間のかかる作品ではないので、もうネタバレとか気にすることもないかな。
エンディングからが本当の冒険のはじまりだ!っていう最近の流れに上手いこと乗った感じ。最近、いろんなとこから擁護エントリがでてきたのもようやくネット上での叩き熱が冷めてきたってとこかしら。(おなじみのひろゆき氏まで週刊誌で擁護発言ww)
発売翌日から非乗り気プレイだった私も、何の飽きどころもなくクリアしたし、難易度ぬるいって噂に踊らされて二回全滅してムキーッ!ってなったし、自分でメイクした主人公のカッコよさにみとれたしw(鳥山先生の描くモヒカンは格好良すぎる!)
そして、問題になってた妖精さんですが、初対面からしばらくは印象サイアク^^; 戦歴画面でタッチするとクルリッと避けるのとかムカツいてしょうがない!エンディングまでにはもっと違った一面が、、、
とか思ってたのに一貫して軽いまんまだし><

けど、だけどもさ。クリアすると、彼女は主人公の前から消えてしまうわけ。「あのうるさいのがいなくなってセイセイしたわ」とか少し冒険していく間は考えてるんだけど、ふとクリアしたときのデータとか気になって戦歴画面を開こうとセレクトボタンを押すとさ、当然だけどそこに「アイツ」はいないんだよ。それまで30時間以上も一緒に旅してきたアイツがいないってことをここで初めて実感させられてしまう。(ここは本気で油断してた)
そんで、クリア後に宝の地図だなんだってのを楽しむには空の移動手段が必須になるので、そのストーリークエストを進めなきゃならない。(このクエストのボスがなめてると軽く全滅するくらい強いうえに、装備が指定されてるのでそれを揃えないとそもそも戦えない)
なんとか勝つと手に入る女神の果実。それを「たべますか?」って選択肢に、ちょっとだけ悩んでから「はい」と答える。
すると天使の能力の一部が戻って、天の箱舟ゲット!そして、予想通りアイツが帰ってきた。「なによぉ〜ずっと後ろにいたのにシカトだし〜ぃ☆またヨロシク!」とかなんとかまた軽いノリでついてきやがって。

ここで私含めほとんどのプレイヤーがこう思ったはず。
「ふ、ふん!別にアンタに会いたくって果実を食べたわけじゃないんだからねっ!か、勘違いしないでよ!」


、、、、、、


く、悔しい。悔しすぎるほどに完璧なツンデレになってしまった自分が恥ずかしいいいいっ><
完全に計算にハマッた。クエストにヒントが少なかったり、必要な装備が異様に高価だったのはこのためか!ちょっと冒険させて淋しさ倍増させるためか!くそっ!くそっ!ホリィGJ!

というわけで今もウザ妖精とは一緒に旅してるわけだけど、これからいろんな魔王や過去作のコスプレなんかも出てくるようでまだまだプレイし続けようって思う。
通勤通学時にはすれ違い通信しておくだけですぐ宿にお客さん来てくれるし(地下の泉まではすぐ開放できた。さすがのプレイ人口w)、希少地図の配信がヒートアップしてるのも笑えるけどすごいこと。

というか今回、まったく期待してなかっただけに良い方向でたくさん裏切ってくれたと思う。シナリオは、めちゃめちゃ作りこまれてる町住人の台詞をちゃんと追ってればこれまでの作品と比べても遜色無い出来。システムについても、正直これまでのドラクエでほとんど完成されてるので十分快適かと。なにより、「たくさん売れた」っていう事自体がすれ違い通信だったりで更に面白さを生み出してるのが予想外だった。
ネット含むあらゆるメディアに対して「正当な評価」なんてのは期待するべきじゃないんだろうけど、発売前後のアレコレや実際プレイしてみての感触、すべてが楽しくみられた私はこの「ドラクエ祭り」をおいしく頂きましたということは確か。そして願わくばこれが今後も続いてくれることを切に願っている一人でもある。

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